妊婦健診
当院では、妊娠32週まで妊婦健診をおこないます。
- 当クリニックの近隣の病院で分娩される場合は、その病院の方針によって、妊婦健診の連携が可能です。
- 里帰り分娩をされる場合は、妊娠32週まで診察可能ですので、妊娠12週前後で分娩病院にて予約をすませてください。
流れ
- 子宮内妊娠の確認
(4-5週) - 予定の生理より1週間ほどたったあたりで、受診してください。
- 胎児心拍の確認
(6-7週) - 確認後、母子手帳発行のご案内をいたします。
- 妊娠初期検査
(8-9週) - 妊娠に必要な感染症などの確認をいたします。
- 安定期の確認
(10-11週) - 2週間おきの健診が終わり、4週おきになっていきます。
- 通常健診
(14-18週)
- 胎児
スクリーニング
エコー
(18-22週) -
胎児奇形の有無がないか、時間をかけて確認いたします。
追記1)
クリニック近隣にて分娩される方は、分娩病院で行っていただくようお話しさせていただきます。里帰りの方は当院にて行います。
追記2)
22週以降、胎児の成長において、心血管系は変化していくこともございます。34週以降、分娩病院での健診の際は、再度確認していただきます。
- 子宮頚管長の確認
(18-22週) - 切迫流産、切迫早産の原因となる、子宮頚管無力症の否定をするため、内診・超音波検査をおこないます。
- 中期採血検査
(26週) - 糖負荷検査の採血にて、妊娠糖尿病の有無を確認します。空腹時で来院、採血、その後糖分を飲んでいただき、1時間後に採血をします。
- 通常健診
(28週、30週)
- 最終健診
(32週) - 経過記載の紹介状をお渡しいたします。
当クリニックの時間外の症状について
出血について
- <様子をみるケース>
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- 妊娠12週までの方:少量の出血(ピンクや茶褐色)の場合は、緊急性はないため、様子をみてください。ご相談の方は、その後診療開始後、ご連絡ください。
- <受診が必要なケース>
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- 妊娠12週までの方:新鮮な赤目の出血や、色調関係なく量が多い場合
- 妊娠13週以降の方:色調関係なく、少量でも出血した場合
はりや腹痛について
- <様子をみるケース>
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- 子宮は筋肉ですので、収縮したり弛緩したりします。それを、はりや痛みとして感じることがあります。
休んでおさまって、出血がなければ、問題はありませんので、様子をみてください。
- 子宮は筋肉ですので、収縮したり弛緩したりします。それを、はりや痛みとして感じることがあります。
- <受診が必要なケース>
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- 休んでもおさまらず、はりが規則的にくる場合
- 局所の痛みが消えず、徐々に強くなる場合
※受診する可能性がある場合
(1)分娩予約されている病院がお近くの場合は、そちらにご相談ください。
(2)里帰り先が遠方な場合は、当クリニックと連携しております昭和大学病院(03-3784-8437)に受診希望の連絡を入れて、ご相談ください。
お住まいのところから昭和大学が遠い場合が、近隣の夜間緊急対応をしている病院にご相談ください。
クリニックとして、みなさまに寄り添える健診を目指し、リスクの発見にも細心の注意をはらい、分娩病院への連携をこころがげてまいります。
※資料提供:バイエル薬品